シンポジウム特別作品上映会場所

コンセプト
 東京藝術大学大学院映像研究科は今年で10周年を迎えます。初の国立系の映画学校として、2005年に映画専攻が開設され、その後、メディア映像専攻、博士後期課程、そしてアニメーション専攻が開設されました。東京藝術大学では、昭和24(1949)年に新制大学の設置申請をした際、映画学部の増設も視野にあったものの実現には至らなかったという経緯があり、映像表現の大学院を作ることは半世紀以上にもわたる悲願でした。
 設立時から現在まで、我々は一貫して、「実制作に基づいた知見を蓄積すること」に重点を起き、取り組んで参りました。毎年クオリティの高い映像作品を生み出し、それらの作品は世界的にも高い評価を受けています。
 一方で、映像技術のデジタル化、インターネットの高度化によるメディア環境の大幅な変化など、映像をめぐる状況は、この10年を経て大きく変わり、表現のみならず、制作プロセスなども含めて、今まさにダイナミックに変わろうとしています。
 我々はこの10周年を節目として、これまでを振り返るとともに、今後を見極め、「変わるもの」への果敢な挑戦と、その根底にあって「変わらないもの」、いわば表現の基礎ともいえる持続可能性を追求したいと考えています。そして、次の世代へ向けて、新たな映像教育・研究の体系を構築していきたいと思っています。

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