東京藝術大学 大学院 映像研究科

Graduate School of Film and New Media Tokyo University of the Arts
博士後期課程
公開講座 馬車道エッジズ
 「コンテンポラリーアニメーション入門」
〜現代短編アニメーションの見取り図〜2017

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ポール・ドリエセン、ライムント・クルメ、ウェンディ・ティルビー&アマンダ・フォービス来日!!

コンテンポラリーアニメーション入門〜現代短編アニメーションの見取り図〜2017開催のご案内

東京藝術大学大学院映像研究科は2009年から開催し好評を得ている「コンテンポラリーアニメーション入門〜現代短編アニメーションの見取り図〜2017」を今年も下記の日程にて行う運びとなりました。今年度はアカデミー賞を受賞しイラストレーターとしても国際的な評価も高いポール・ドリエセン監督、線と形をユニークな発想と自由な表現で視覚化したライムント・クルメ監督、カナダ国立映画制作庁で優れた作品を制作し日本のCMも手がけるウェンディ・ティルビー監督&アマンダ・フォービス監督をお招きして公開講座を開催します。

 

公開講座「コンテンポラリーアニメーション入門」
〜現代短編アニメーションの見取り図〜2017

我々の同時代にどのようなアニメーション作家が、どのような意識で作品を制作しているのでしょうか。短編アニメーションは常にアニメーション映像の可能性の最先端を走っています。 しかし、実際に製作者や観客の興味の増幅ほど、短編アニメーションを見て知る機会は増えてはいません。まずその基礎知識を共有して、コンテンポラリーアニメーションの見取り図を描くことがこの公開講座の目標です。東京藝術大学大学院映像研究科では、世界的に「いま」を象徴する作家の作品の鑑賞を中心に、講義を公開で行います。

2009年7月に始まった公開講座「コンテンポラリーアニメーション入門」は、今年ポール・ドリエセン監督、ライムント・クルメ監督、ウェンディ・ティルビー&アマンダ・フォービス監督をお招きし、特別講座を開催します。

 

【第25回講座】
演題:『線のメタファーとマルチ画面』
講師:ポール・ドリエセン
日時:2017年 5月21日(日)
開場:午後3時30分〜
上映:午後4時〜午後5時 講演:午後5時〜午後6時30分
上映作品(予定):『エア!』 (1972)、『あやとり』(1974)、『卵の殺害』(1977)、『ダビデ』(1977)、『陸に海に空に』(1980)、『オー・ワット・ア・ナイト』(1982)、『目玉焼き』(1985)、『四季、世界の終焉』(1995)、『3人のミス達』(1999)、『氷山を見た少年』(2000)、『キャット・ミーツ・ドッグ』(2014)、ほか

 

ポール・ドリエセン Paul Driessen(オランダ、カナダ、フランス)
1940年オランダ生まれ。アートスクールを卒業後、アムステルダム近郊の小さなアニメーションスタジオCinecartooncentreに入社。数年後、ビートルズの長編映画『イエロー・サブマリン』に取り組むためにロンドンへ移動。70年代、カナダに移り、数々の賞を受賞したアニメーション映画をカナダ国立映画制作庁などで制作。2000年にオランダで制作した『3人のミセス達』がアカデミー賞を受賞。最近『The Fimble Fumble Stories』シリーズの作家/イラストレーターとしてデビュー。自作のアニメーション作品で掘り下げてきた遊び心のあるアイデアが反映されている。

 

【第26回講座】
演題:『だまし絵、主と従の反転』
講師:ライムント・クルメ
日時:2017年 10月22日(日)
開場:午後3時30分〜
上映:午後4時〜午後5時 講演:午後5時〜午後6時30分
上映作品(予定):『クロスロード』、『ロープダンス』、『パッセージ』、『メッセージ』ほか

 

ライムント・クルメ Raimund Krumme(ドイツ)
1950年 ドイツのケルン生まれ、70〜75年 HDKベルリン美術学校、76〜82年 HBK BRAUNSCHWEIG講師、77年 子供ラジオショーの放送作家、80年以降、アニメーション映画制作、92〜95年 ミナスジェライス大学ブラジル校で客員、00年 韓国、釜山の東西大学校で客員、94年以来、アメリカと日本の市場のためのCMアニメーション制作、97年〜01年カリフォルニア芸術大学の常勤講師、02〜04年ドイツ、ハレのテレビ番組アカデミー、04年のテルアビブとモントリオールで回顧展、06年以降、ケルン・メディア芸術大学の常勤講師。

 

【第27回講座】
演題:『個と世界』
講師:ウェンディ・ティルビー、アマンダ・フォービス、山村浩二
日時:2017年 11月12日(日)
開場:午後3時30分〜
上映:午後4時〜午後5時 講演:午後5時〜午後6時30分
上映作品(予定):上映作品:『ある一日の始まり』(1999)、『ワイルドライフ』(2011)ほか

 
ウェンディ・ティルビー&アマンダ・フォービス Wendy Tilby & Amanda Forbis(カナダ)
バンクーバーのエミリー・カー美術大学卒業後、それぞれがカナダ国立映画制作庁で創作に携わった後、アカデミー賞ノミネート、カンヌ映画祭パルム・ドール、アヌシーグランプシ、ジニー賞など、30以上受賞の『ある一日の始まり』を共同制作する。NFBとの最新作『ワイルドライフ』も数々の賞を受賞し、2012年にアカデミー賞にノミネートされた。二人は、さまざまな委託プロジェクト、テレビコマーシャルを監督している。日本ではサントリー天然水のCMで知られている。フォービスは、子供のための多くのアニメーションワークショップを行い、87年から93年、バンクーバーのアートウンブラ子供芸術センターのインストラクターを務めた。ティルビーは、ハーバード大学とコンコルディア大学でアニメーションを教えており、07年から09年はロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートでアニメーションの外部審査員を務めた。

注)予告なく演題、上映作品、講師を変更する場合がございます。ご了承ください。

 

企画/進行:山村浩二(東京藝術大学大学院アニメーション専攻教授)
1964年名古屋市生まれ。『頭山』がアヌシー、ザグレブ、広島をはじめ6つのグランプリを受賞、アカデミー賞にノミネートされる。また『カフカ 田舎医者』がオタワなど7つのグランプリを受賞。2011年にはNFBとの共同制作『マイブリッジの糸』を完成。アニメーション作品の国際的な受賞は90を越える。映画芸術科学アカデミー(米)会員、日本アニメーション協会副会長。

 

会場:東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎みなとみらい線「馬車道駅」5・7番出口を出てすぐ)入場:入場無料/事前申込不要(先着90名)
満員の場合には立ち見スペースが無いため、会場の中に入れない場合がありますのでご留意ください。なお1階ロビーにて講座の映像中継を用意する予定です。

 お問い合わせ
担当:イラン、久保 東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻
E-mail: ca_info@animation.geidai.ac.jp
詳細はホームページをご覧ください。<http://animation.geidai.ac.jp/ca/>
主催:東京藝術大学大学院映像研究科 横浜市文化観光局
協力:カナダ国立映画制作庁、Dennis Hekker